節約を思い立ったときにまず見直したいのが、身近な水道光熱費の存在です。
普段当たり前のように消費している水道光熱費は、実はちょっとした心がけやコツで簡単に抑えることができます。
水道光熱費の平均額と自分が支払っている金額を比べて、今日から実践できる節約方法を積極的に覚えていきましょう。
水道光熱費の平均額は?二人暮らしの平均額も紹介
節約方法を知る前に必要なこと。それはまず自分の今かかっている水道光熱費を知っておくことです。
せっかく節約をしようとしても、もともとの料金が平均値を上回っているようでは節約効果を感じることができません。
水道光熱費を調べる方法は全部で3つ。
- 毎月届けられる請求書でチェック
- 通帳の引き落とし金額をチェック
- 直接会社に問い合わせてチェック
金額確認ついでに、現在の支払い方法も覚えておくのがおすすめです。
単身世帯の水道光熱費平均額
総務省統計局では毎年、「家計調査」として世帯ごとの支出額を発表しています。
2019年に発表された一人暮らし(単身世帯)の水道光熱費の平均額は10,832円。
細かい内容については以下の通りです。
電気代=5,700円/月
水道代=2,120円/月
ガス代=3,012円/月
※月平均額は年計を12で割り、小数点第一位を四捨五入して算出
二人暮らしの水道光熱費平均額
それに対して二人暮らしの水道光熱費の平均額は合わせて20,722円。(出典:家計調査報告)
単身世帯のちょうど2倍近くはね上がることが分かります。
電気代=10,825円/月
水道代=5,044円/月
ガス代=4,853円/月
ただしここで紹介した数値はあくまで平均値。
まずは毎月の水道光熱費をチェックして、平均額よりも上回っているかどうかを確認することが大切です。
平均額との差が大きかった場合も落ち込む必要はありません。思ったよりもかかっているということは、どこかに節約できるスキマがあるということ。
次に紹介する節約術が活用できるか、ぜひ見てみてくださいね。
電気代の節約方法
電気代は、世帯にかかわらず水道光熱費のなかで最もかかっていることの多い費目です。
エアコン 照明 テレビ
電気カーペット温水洗浄便座
冷蔵庫 電気ポット/ジャー炊飯器
食器洗い乾燥機 洗濯機 パソコン
などさまざまな用途で使われるため、それぞれの家電に適した方法を行うことが電気代節約の近道となります。
毎日使う家電であればあるほど節約効果も大きくアップ。
一度習慣づけてしまえば継続するのも楽チンなので、これを機に家電ごとの節約方法を覚えてしまいましょう!
エアコン|フィルター掃除と正しい使い方で効率をアップ
電力消費量が最も多いエアコンは、使い方を注意するだけで大きな節約効果が期待できる家電です。
月に1回のフィルター掃除
フィルターにホコリが溜まっていると、冷房も暖房も効くまでに時間がかかってしまいます。
月に1度はエアコンのフィルターを取り外し、掃除することを心がけましょう。
冷房は28℃で水平に、暖房は20℃で下向きに
設定温度を適温にするだけでも、手軽に節約効果が期待できます。
夏は28℃・冬は20℃を目安に、冷房の風向きは水平に、暖房の風向きは下向きにして、空気を上手に循環させていきましょう。
室外機の周りはクリーンに
室外機の周りに物が置いてあると、エアコンの効果が下がる原因になります。
エアコンを使う際には、室外機の空気の通りがクリアかどうかも合わせてチェックしてみてください。
弱運転より自動運転
電気代を気にして弱運転にしたり温度設定を上げ下げしたりしてしまうと、かえって電気代を消費することにもつながります。
エアコンを入れるときは、できるだけ自動運転を選ぶようにしましょう。
2時間以上の外出はオフにする
2時間以内の外出であれば、“帰ってきてからつけなおす”よりも“つけっぱなし”にしておいた方が電気代がかかりません。
エアコンを切るかどうかは2時間を目安にすると効率的です。
冷蔵庫|置き方と使い方がポイント
24時間365日稼働し続ける冷蔵庫は、エアコンや洗濯機と並んで電気代がかかりやすい家電です。
そんな冷蔵庫の節約では、無駄な電力をかけないことがポイントとなります。
中身を詰め込み過ぎない
あまり詰め込み過ぎてしまうと冷風が上手く回らなくなる上に、探し物にも時間がかかります。
冷蔵庫内のボリュームは、開いた時に何が入っているか大体目で確認できる程度に抑えておきましょう。
常温保存のものを冷蔵しない
未開封の瓶や調味料は開封するまで冷蔵しなくて大丈夫です。
購入時にお店であった状態を思い出して、常温保存であれば無理に冷蔵庫にしまうのは控えるようにしましょう。
熱いものは冷ましてから保存する
熱いものをそのまま入れてしまうと、冷蔵庫がそれを冷やすために余分なエネルギーを使ってしまいます。
麦茶やお鍋など熱いものを保存する場合は必ず、冷ましてから保存が鉄則です。
無駄な開閉を減らす、開ける時間を短くする
中身を把握していなかったり考えずに開けてしまったりすると、開ける時間が延びる原因となります。
取り出す際は「何を取り出すか」をあらかじめ決めてから行うよう心がけましょう。
壁から少し離して設置する
壁や天井に密着した状態で設置してしまうと、冷蔵庫の稼働による熱がこもりやすくなります。
冷蔵庫を設置する際は、上部を天井から5cm以上離して、左右の空間も2cm程度空けておくようにしましょう。
この放熱スペースは各商品によって異なりますので、設置前にはカタログなどで確認しておくと安心です。
適切な温度に調整する
冷蔵庫の室温を適切に調整しておくのも、余分な電力をカットするポイントです。「強・中・弱」から選べる冷却温度は「中」にしておくと省エネにつながります。
またスペースによる適温は以下の通りです。
【冷蔵庫】 1℃~4℃
【野菜室】 3℃~7℃
【冷凍室】 -18℃~-20℃
照明|LEDの活用とこまめなオンオフ
意外とバカにならないのが照明にかかる電気代です。照明器具の電気代を節約するには「買い替え」と「習慣」の二つの方法が挙げられます。
LED電球やLED器具に買い替える
電気代も寿命も、白熱電球→蛍光灯→LED電球の順に安くお得になっていきます。
LED電球は価格こそ他の二つより高めですが寿命が長く買い替え不要のため、長期的にみるとコストが圧倒的に安くなる点がポイントです。
日光も利用して、電気はこまめに消す
電気の場合はこまめに消していくことが節約の近道になります。
何度もオンオフを繰り返してしまうとエアコンと同じように電力消費量が増えてしまいますが、5分以上離れるようであれば消しておく方が節約には効果的です。
日光の差す夕方ごろまでは、最小限の照明で過ごすもおすすめ。日光を利用して生活すると自然と早寝早起きの生活にもなりますので、健康的な生活習慣も身につきます。
洗濯機|まとめ洗いで稼働時間を短縮
毎日使う家電の一つ洗濯機は、エアコンに次いで電気代のかかる家電です。
そんな洗濯機も稼働時間や洗濯コースを活用して、日頃から節約を心がけることができます。
縦型よりドラム式
これから洗濯機の購入を考えているようであれば、節約的には縦型よりドラム式の方がおすすめです。
ドラム式は縦型よりも汚れが落ちにくいというデメリットがありますが、縦型よりも電気代を安く抑えることができます。
いまは洗剤も優秀な商品がたくさんありますので、デメリットもそこまで気になることはありません。
乾燥機はタイマーで時間帯を選んでかける
乾燥機はタイマー機能を使うことが節約のポイント。利用している電気料金プランをチェックして、電気代の安い時間帯に稼働させるようにしましょう。
時間帯による電気代は2倍以上もの差がつくこともあるため、うまく活用すれば年間で半分以下に減らすことも可能です。
スピードコースでまとめて洗う
洗濯機も乾燥機もまとめて使い、回数を減らした方が省エネにつながります。
さらにスピードコースを利用すると稼働時間も短縮することができますので、より大きな節約効果が期待できます。
その他|パソコン・TV・キッチン家電
ここからはその他の家電の節約技について一気に見ていきます。よく使っているアイテムがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
パソコン|90分目安でシャットダウン
仕事や趣味と用途の多いパソコンは、意外と毎日触れるという人も多いはず。そんなパソコンはシャットダウンとスリープ状態を使い分けることが電力削減のポイントとなります。
基本的なボーダーラインは90分。それ以上離れるようであれば、一度シャットダウンをして電源から落としておくようにしましょう。
TV|見る番組を決めて効率的に
テレビは見ていなくても何となく付けてしまうことが多く、意外と電気代を消費しやすい家電です。テレビで節約するのなら以下の三点を守ると効果的。
- 見ていないときは消す
- スマホやパソコンなどとの同時使いを止める
- 興味のある番組が終わったら一度消す
エンタメの楽しみ方をテレビだけでなく、読書や音楽と増やしていくとメリハリが付けやすくなります。
炊飯器|保温時間は4時間が目安
炊飯器の保温は4時間を超えると電子レンジで温めなおすエネルギーの方が、炊飯器で保温するエネルギーよりも低くなります。
また同じ量を炊くのであれば一度に炊いて7~8時間以上保温するよりも、2回に分けて炊いた方が省エネです。食べる量に合わせて賢く使っていきましょう。
食洗器|扉を開けて自然乾燥
食洗器のランニングコストで最もかかるのは実は乾燥機能。長時間ドライヤーを当て続けるような状態に当たるため、かなりの電気代を消費してしまいます。
しかし食洗器での洗浄後の内部は高温洗浄により熱が高くなっているため、蓋を開けたままでの自然乾燥でも十分に乾燥させることが可能です。
特にこだわりなく乾燥機能をつけてしまっている場合は一度オフにして自然乾燥にトライしてみてはいかがでしょうか。
キッチン家電|待機電力をカットする
待機電力とは、使っていない時にもコンセントが繋がっていることで消費する電力のことです。
資源エネルギー庁の調査(2015)によると、家庭の電力消費量のうち待機電力の消費量は5.1%。毎月の電気代が1万円とすると待機電力にかかる料金は510円、年間にしておよそ6,120円もの出費となります。
この待機電力をカットしやすいのが、炊飯器・電気ポット・トースターなどのキッチン家電。待機電力をカットする方法は以下の二種類です。
- コンセントを抜く
- スイッチで切り替えられる節電タップを使う
コンセントを抜くのが面倒な場合には節電タップを利用するようにしましょう。
水道代の節約方法
水道代の計算は、
基本料金 + 従量料金(使った水の量)+ 下水道料金
となっています。水道代はこの従量料金がどれくらいかかるかによって変動していきますので、使う水の量を減らした分だけ節約することが可能です。
水道代を占めている主な要因は以下の4つ。
- お風呂 … 40%
- トイレ … 21%
- 炊事 … 18%
- 洗濯 … 15%
それぞれのシーンにおける節約方法について詳しく見ていきましょう。
お風呂|シャワーの使用時間を減らしていく
毎日使うお風呂では、シャワーに湯船と大量の水が使われています。シャワーを1分間だしているだけでも使う水の量は12ℓほど。
シャワーを使う時間はなるべく短く済ませて、こまめに止めることが節水の近道です。
頭→身体→顔の順に洗って一気に流し切る
頭から順に流さず洗っていき、最後に一気に流すと使用時間の短縮につながります。
洗い始める前には場所を変える時に手をキレイにできるよう、洗面器などにあらかじめお湯を張っておくとスムーズです。
節水シャワーヘッドを使う
出る水の量を減らすシャワーヘッドを取り付けるのもおすすめ。いまは節水シャワーヘッドの種類も豊富で水圧やシャワーの出方など好みに合わせて選ぶことができます。
お湯になるまでの水はバケツに貯めて洗濯に
普段お湯になるまで出ている水はそのまま流しているという人も多いのではないでしょうか。
せっかくならその水をバケツや洗面器にためて洗濯用に使うのも一つの節水方法です。水の有効活用ができる上に、洗濯機での節水にもつながります。
お風呂のお湯は毎日かえない
お風呂のお湯は一般家庭の大きさで200ℓほど。毎日変えてしまうと、それだけで大量の水を消費することになってしまいます。
お風呂を変えるタイミングは2日か3日に一度がおすすめです。
お風呂を半分だけ入れ替える
もし一度入った湯船の汚れが気になるという人は、半分だけ入れ替える方法もあります。
新しいお湯には塩素が含まれているため、ある程度の消毒効果が期待できます。
トイレ|回数を減らしてレバーを上手く活用する
生活にかかせないトイレも水道料金を左右する大きなポイント。トイレの節水は少しの意識でも改善することが可能ですので、ぜひ積極的に実践していきましょう。
レバーの「小」と「大」を上手に活用
トイレの洗浄力は意外と強く、ほとんどの場合は「小」で流し切ることができます。
トイレットペーパーを多く使ったときや、多めの水量を使いたい場合だけ「大」を使うように心がけてみましょう。
トイレ後の手洗いはタンクでする
手洗いタンク付きのトイレなら、トイレ後の手洗いはそこで行うと省エネです。
トイレにはタオルを用意しておき、トイレを出る前に手拭きまで終えられるようにしましょう。
帰宅前には外出先でトイレを済ませておく
帰宅した途端にトイレに行きたくなるという方も多いのではないでしょうか。帰宅してからのトイレはよくある生理現象の一つです。
帰宅前には外出先でトイレに立ち寄っておくことで家でのトイレ回数を抑えることができます。
炊事|食器の洗い方が節水のカギ
炊事で使われる水のほとんどは、食器洗いのタイミングになります。食器洗いでの節水は洗う前の下準備がポイントになりますので、一度に覚えてしまいましょう。
手洗いよりも食洗器
一見贅沢品にみえる食洗器は、実は水道代も電気代もお得にしてくれる優秀な節約家電です。手洗いしていた分の時間も浮きますので、時間を他の作業に有効活用することもできます。
現在では省エネでハイスペックなものも次々と登場し、一人暮らし用のコンパクトなものもありますので、生活パターンに合わせて導入してみてはいかがでしょうか。
手洗いなら洗い桶を活用
食洗器の導入がむずかしいという方は、洗い桶を使った方法が節水に効果的です。
洗い桶とは食器のつけ置き洗いなどに活躍するアイテムのことで、水道を使わずに溜めた水だけで洗い物をこなすことができます。仕上げに少しだけすすいでしまえば洗い物の完了です。
お米のとぎ汁を使用する
食器の油や汚れを落とす際には、お米のとぎ汁を使うと落ちやすくなります。
時短が叶うと節水にもつながりますので、食後のつけ置き洗いにそなえて、お米のとぎ汁を洗い桶にためておく方法もおすすめです。
がんこな汚れは洗う前にこそぎ落とす
カレーやスパゲッティソースなどの汚れは洗うときに時間がかかってしまいます。こうしたがんこな汚れは、水洗い前に牛乳パックや新聞紙でこそぎ落とす方が節水にも効果的です。
牛乳パックはまな板代わりにも使える万能アイテムなので、普段から使用後は捨てずに保管しておくようにしましょう。
洗濯|一気にまとめて ”ためすすぎ”
毎日出る洗濯物はなるべく溜めてから一気に洗うことが節約のポイントです。洗い方のコースも省エネを意識して、コストパフォーマンスの高い方法で洗っていきましょう。
回数を分けずにまとめて洗う
当たり前のことですが、洗濯機は回す回数が増えるにつれて水道代がアップしていきます。
洗濯物は回数を分けずに一気にまとめて洗うことを心がけましょう。
洗濯機の8分目になるまで洗わない
まとめ洗いとはいっても、あまりに詰め込み過ぎてしまうと汚れが落ちにくい原因になります。
洗濯機を回すのは8分目を目安にすると省エネかつ効率的です。
縦型よりもドラム式
洗濯機の水道代が少なく済むのは縦型よりもドラム式です。
電気代も安く済みますので、節約重視で選ぶならドラム式を選ぶようにしましょう。
注水すすぎよりもためすすぎ
洗濯機には水を流しながら行う「注水すすぎ」と水をためて行う「ためすすぎ」があります。
注水すすぎは水を多く使う方法になりますので、普通の洗濯物であればためすすぎの方がコストも低く効率的です。
洗剤残りが気になる場合や敏感肌の方など、注水すすぎは状況に合わせて取り入れていくようにしましょう。
ガス代の節約方法
ガス代は主に『炊事』と『入浴』のシーンでかかってくる料金です。ガス代を決める一つの基準はガスの燃焼量となりますので、
- 火力を下げる
- 温度を下げる
ことが節約のカギとなります。炊事と入浴それぞれのシーンでガス代節約のためにできるポイントについて抑えていきましょう。
炊事|調理時間を短縮し調理器具を活用
炊事のシーンでは、調理時間を短く火力を抑えて料理していくことがガス代節約のポイントとなります。
圧力鍋や蒸し器で調理時間を短縮
ガス代がかかるのは、
煮込む < 蒸す< 炒める
の順です。煮込み料理をする際には圧力鍋を使うと、火にかける時間を2~3時間も短縮することができます。少しの水分と余熱で行う蒸し料理も、蒸し器を使えばより効率的。
調理時間を短縮できるアイテムは積極的に使っていきましょう。
野菜を茹でるなら電子レンジを活用
水を使って野菜を茹でるよりも、耐熱容器やラップに包んで電子レンジでチンした方が時短かつ省エネです。
また茹でるための鍋を使う必要もないのでコンロも空き、耐熱容器ならそのまま混ぜたり調理したりすることもできます。
蓋や落し蓋で調理時間を短縮
煮込んだり煮詰めたりする際には、蓋や落し蓋をして熱を逃がさないようにすると調理時間も短く済みます。
火が調理器具からはみ出さないよう注意して、火力を最大限に利用することもガス代節約のポイントです。
炊飯器レシピは省エネレシピ
炊飯器を一回使ったときに発生する電気代は約4円とかなりリーズナブル。最近では炊飯器を使ったおかずレシピもたくさん登場しています。
炊飯器を使わないときは炊飯器でおかずを一品作ってしまうのも、ガス代節約の方法です。
1ℓならお鍋よりも給湯器
1ℓのお湯であれば、沸かすよりも給湯器を利用した方が省エネです。
電気代とガス代のどちらがお得か迷った際は、1ℓを基準にしてみると分かりやすいかもしれません。
コンロを上手に使う
コンロを使うときにはなるべく効率よく使うことがガス代節約の近道です。無駄なガス代を使わないためにも、
- のせる前に水滴をふきとる
- 点火するのはのせてから
といった点に注意しておきましょう。
入浴|ムダを省いて効率的に楽しむ
入浴のシーンでは、追い焚きや高い設定温度といったムダを省いていくことがガス代節約のポイントです。
追い焚きはせずに続けて入浴
約200ℓものお湯を温めなおす追い焚き機能は、意外とガス代を消費してしまう機能です。
入る人が二人以上の場合はなるべく間隔をあけずに、1時間以内に入るようにすると経済的です。また湯船には蓋を置くようにすると保温効果もアップします。
設定温度を下げる
シャワーやお風呂の設定温度を1℃下げると、ガスの使用量削減につながります。
もともと肌や髪にとって適切な温度も人肌レベルといわれていますので、35℃~37℃あたりを目安にして下げてみるのもおすすめです。
湯船の量を少なくする
お風呂に使う水の量を減らせば当然それを温めるためのガス代も少なくて済みます。
体いっぱいに浸かる全身浴は疲労回復や肩こり解消の効果がありますが、身体の半分ほどで浸かる半身浴にはリラックス効果やむくみ改善の効果が期待できます。
基本的には半身浴を楽しんで、疲れた日にはご褒美として全身浴に変えてみてはいかがでしょうか。
水道光熱費|節約方法のまとめ
今回は水道光熱費の基本的な節約方法についてまとめました。
毎月の固定費にあたる水道光熱費は日々の生活から抑えていくことで、長期的に大きな節約効果を生み出します。
固定費を抑えると他の場所に投資することもでき生活の豊かさにもつながりますので、できる所から無理なく実践してみてください。
【一人暮らしの水道光熱費の平均額】10,832円
【電気代】時間を目安にオンオフをきっちり使い分けていく
【水道代】お風呂/トイレ/炊事/洗濯のシーンで使う水の量を減らす
【ガス代】火力や温度を下げながらガスの燃焼量を抑える